・アニマル・アシスティッド・セラピー:動物介在療法
(AAT:Animal Assisted Therapy)
動物を介在させて、治療を目的にする活動、行為。
医師や理学・作業療法士などが主体となり症状の改善を目的におこなう。
・アニマル・アシスティッド・アクティビティー:動物介在活動
(AAA:Animal Assisted Activity)
動物を介在させて、ふれあいや癒しを目的にする活動。
老人ホームなどの訪問活動がこれにあたる。
・アニマル・アシスティッド・エデュケーション:動物介在教育
(AAE:Animal Assisted Education)
動物を介在させて、情操教育の一環としておこなう活動教育。
主に幼稚園や保育園、小学校などでおこなわれる。
・HANB教育:ヒューマン・アニマル・ネイチャー・ボンド教育
(HANB:Human Animal Nature Bond)
人と動物と自然とを大切にする教育。
主に幼稚園や保育園、小学校などでおこなわれる。
◆子どもたちと動物たちにできること◇
近年、犯罪の低年齢化が懸念され、子供たちの心が荒れてきているとも言われています。背景としては、地域との交流が少なくなったことや核家族化などにより、人間関係が希薄化されていること。学歴社会の受験競争によるストレス。TVゲームなどの影響で、死んでも生き返るという「死」への概念の変化などがあげられます。
「動物を虐待してしまう人たちは、人に対しても暴力、虐待行為をしてしまうことになる」という相互関係が、米国で1960年代にはすでに明らかにされています。日本でも、ここ数年このような問題が増加しており、人間を対象とした犯罪の前には必ずといっていいほど、動物の虐待がおこなわれている傾向があります。小さい頃から「生きている物・動物」に関わる機会がないまま成長した子どもにとっては、痛みや死の概念が薄れていることは確かではないでしょうか。
子どもたちの出生・哺乳から10歳に至る間は「社会化の感受性期」と呼ばれ、この期間の教育は子供達の心身の発達、特にヒューマンな脳の発達にとって、人が人に育つ上で、「社会化の青春期」とともに決定的に大切な期間であることが証明されています。
子供たちの心身の発達の基礎になる「社会化の感受性期」と「社会化の青春期」に、人と動物の関係を子ども達に体感してもらい、動物への関わり方を知ってもらうと共に、「生きているということ」を実感してもらうことにより、上記のような犯罪を抑制するとともに、生きていく上で、やさしさや思いやりをもった豊かな心を作り上げていくことが、子どもたちの将来、ひいては、動物たちの将来のためになると期待しています。
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